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一つの形になるということ

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一つの形になるということ

実は先日北海道旅行に行った際、札幌で凄く中途半端に時間が余ったので、通りがかりにあったとらのあなに入ったのですが。
人生初のとらのあなで、人生初の二次創作同人誌を買いました。
二次創作同人誌って、どうしてもカップリング物が多くて、そしてカップリング色が強ければ強いほどオリジナルからの乖離が激しい印象があって(すみません私の偏見がかなりあると思います)、普段はまず読まないのですが。
偶然見つけたその本は、TOA本で表紙のイラストのタッチに見覚えがあって、「あれ、これもしかして、昔大好きだったTOAファンサイトの人の絵じゃない…!?」と思い、うっかりその場で即購入。
帰ってきてから調べてみたら、やはりまさしくその作者さんの作品だったようで、よくあの大量の同人誌の中から、たかだか30分くらい店にいただけで見つけたもんだよ…とも思ったのですが、その本が既に七年も前に刊行されたものだと知って、なんだか勝手に運命を感じてしまいました…。笑
とらのあなのシステムは正直よくわからないのですが、きっと同人誌って商業本と違ってそう何度も重版するものでもないと思うし(あ、でも人気同人作家さんの作品なら度々重版されるものなの?かな??)、それにしたってTOA自体が既にちょっと古い作品だし、もしかしたらこの本は、七年前に印刷されてその後ずっとこの札幌の地で読者に巡り会うのを待っていたのかも…!?なんて思ってしまったわけです。
そういう巡り合わせって、実は色んな形でその辺にゴロゴロしているものなのかも知れないけれど、それが通常商流に乗っていない一人のファンが書いた本、アマチュアの作った本だったことで、なんだかやけに感動(?)してしまいました。
自分はほとんどネット上でしか活動したことがないし、一次創作屋なのでちょっと立場は違うけど、でもやっぱり、自分の創った物を形にしておくっていいなーなんて思ったり。

まあ形にしたところで、その本がどういう運命を辿るかは中身次第だろうからさ…。私が見つけたその本の作者さんは、私みたいに数年ぶりに見ても「あの人の作品だ!!」って思い出せる読者がいるくらい素敵な作品を創られている方だったからさ…。
そもそもの土台が違うんですけどね!!!!!

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